生まれてから今日まで、どれだけの人に弾かれたのか、いくつの国境をこえてきたのか、55歳になるこいつが縁あって、我が家に来ました。
地震災害で東京に避難していた僕は、特にやることも無く、毎日美術館巡りをしたり、ビンテージギターショップを訪ねては、高級ギターを試奏しまくってました。
ギブソンを中心に、マーチンやギルドなど年代物を50本以上は試奏したと思います。
新品や単なる中古と違い、程度のいいヴィンテージ物はなにしろ高額。
でも試奏だけなら全部タダ。
の、はずが。
買っちった。
この先、家の建て替えとか、いろいろ考えなきゃいけないのに。。。
買っちった。
1956年式のこいつ。
ネックは60年中盤以降のナローではなく、いい感じに太い。
いわゆる乾いた音(いまいちわからん表現なのだが)ってやつで、軽く弾いただけで音が前にビーンと飛び出す感じ。他社のドレッドノートに比べ、ショートスケールのわりに鳴りがでかい。
アジャスタブルサドルのジャキジャキっとした音も好きだけど、こいつは固定サドルなので適度にサスティーンもあって、ストロークはもちろん、指弾きでもいける。
弾いてると楽しくなるお友達がまた増えました。
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