2014/01/29

Bob Dylan

最近の日本はすごいですね。

ポールマッカートニーに続いて来月はローリングストーンズ、そして3月から4月に掛けてボブディランが相次いで来日します。

ディランについて語れば一冊の分厚い本が出来てしまいますので今更ですが、彼の作る詩については単なる歌の歌詞ではなく文学の域であると思うのです。

ノーベル賞にノミネートされるというのもわかります。(ロック歌手が文学賞って・・・)


拓郎が最近ラジオでこんなことを言っていました。

僕が君の力になれるよ、だから泣かないで、みたいなどうでもいい歌詞が氾濫している。
3分か4分の歌の中で世界観を表現できていない。そこにあるであろうドラマ性が想像できない。
比喩も擬人も使えず韻も考えていない。
もっと勉強しろ!最近のシンガーソングライターども! と。

同感です!!!


拓郎は字余りソングとか評論家にバカにされながら、それをメロディーに載せることをやめなかった。
チューリップはポップスに乗りづらい日本語の特性をサラリとメロディーに融合してみせた。
桑田佳祐は最初コミックバンドか?と揶揄されながらも日本語の韻を見事に旋律にした。
井上陽水に至っては単語の意味はお構いなしに、日本語の持つ語感の美しさだけでメロディーに歌詞を載せた。

みんな日本語とこれでもかっ!って格闘してきたんだよ。


この曲はディランの中で好きな歌詞の一つです。
 
all along the watchtower(見張り塔からずっと)

“All Along the Watchtower”
"There must be some way out of here," said the joker to the thief,
「ここから抜け出す道がきっとあるはずだ」 道化は泥棒に言った

"There's too much confusion, I can't get no relief.
「どこもかしこもひどい混乱だ そこには救いというものがない

Businessmen, they drink my wine, plowmen dig my earth,
実業家の奴らは俺のワインを飲んじまうし、農夫たちは俺の土地を勝手に耕す

None of them along the line know what any of it is worth."
またあいつらはそろいもそろって、誰一人その価値がわからないときてる」


"No reason to get excited," the thief, he kindly spoke,
「興奮することはないよ」 泥棒は優しく語り始めた

"There are many here among us who feel that life is but a joke.
「わたしたちの仲間の中に、人生をただの冗談にすぎないと考える者は数多くいる。

But you and I, we've been through that, and this is not our fate,
だが少なくともわたしと君はその段階を通り抜けた。これはわたしたちの運命なのか? いやそんなものはありはしない

So let us not talk falsely now, the hour is getting late."
だからお互い偽ってものを話すのはよそうじゃないか。時も遅くなった」


All along the watchtower, princes kept the view
見張塔からずっと王子たちが監視している

While all the women came and went, barefoot servants, too.
来てはまた去る女たち。その中に裸足の召使いたちもいた

Outside in the distance a wildcat did growl,
城壁の遠く彼方で山猫がのどの奥を鳴らした

Two riders were approaching, the wind began to howl.
二人の馬乗りが近づき 風がうなり始めた。


歌詞の意味については多種多様の解釈があるようです。
こちらの解説も。
wikipedia

2014/01/19

あちゃー!

ボクの青春ギター、YAMAHA L-5。
不注意でスタンドごと思いっきり倒してしまった。
何事もなけりゃいいと思いつつ手にとって確認してみると、

あれ?


あれれ?

なんか変。


バック材のネックの付け根部分がペコペコする。

これ、剥がれってっぺよ。

高校1年と2年の夏、バイトで貯めた金で買った原点ギターなのに。


ショックから始まる2014年。

2014/01/13

今年の目標

「週休二日」
だいたいこのご時勢にだよ、365日休みなしで残業代もろくに無しでやってられっかっつーの。
いい加減にしてくれよって今年こそ思うわけ。
そりゃ、いままで黙ってたオイラも悪かったかも知んないよ。
でも、普通わかるだろ。
いい加減にしとかねぇとマズイってくらい。
今年こそ自覚っつーかさ。
いつまでも若いときのまんまじゃいられねえんだよってのをね。
わかって欲しいわけ。

そんなMy Liverの声が聞こえた。

あけましておめでとうございます!