2010/06/29

生か電気か

このところずっとピックアップという、ギターに着けるマイクが気になっていました。

アコースティック・ギター(以下アコギ)の音は、それだけで素晴らしい音色がしますが、最大の弱点は音が小さいという事です。

しかし当然ながらギターそのものにマイクを仕込むと、ラインを通して出る音はまるで別物になります。どんなに金をつぎ込んで武装しても、所詮電気の音なのです。明らかに変わってしまいます。

ですからその違いをいかに少なくするか(どこらへんで妥協するか)が、この手の商品選びのカギになります。

さらに厄介なのが、ピックアップは試奏できないので、着けてみないとどんな音が出るのかワカランということです。

むぅ。

1.ギターに極力余計な加工はしたくない。
2.できれば家にある3本のギターに試してみたい。
3.ライブ以外では外しておきたい。

そんな中年小僧の望みに合うピックアップは・・・

商品名: FISHMAN RARE EARTH BLEND!

これ、すごくいいです。
マグネット方式(他にピエゾ方式というタイプもある)ですが、コンデンサマイクが付いていて、ピックアップと外付けマイクの両方の音をブレンドすることで、生に近い音が出るんです。

これでピックアップは決まりました。
しかしよく考えて下さい。
これだけでは音は出ません。
そう、アンプとそれに繋ぐコードが必要です。

むぅ。

さんざん調べ上げた結果、アコギ専用アンプということで・・・

商品名: ROLAND AC-33 アコースティックギターアンプ!

これ、すごくいいです。
ちっこいくせにエフェクト関係もしっかりしているので、ちょっとしたライブ会場ならこいつ一台で何とかなりそうです。そのたびにPAさん頼まなくてもいいかも。それに路上でも使えるし。ムフ。

これでアンプは決まりました。
しかしよく考えて下さい。
これだけではボーカルの音は出ません。
そう、これに繋ぐマイクとスタンドとコードが必要です。

むぅ。

さんざん調べ上げた結果、プロも御用達ということで・・・

商品名: SHURE SM58 ダイナミックマイク、単一指向性!
商品名: TAMA MS205BK マイクスタンド、ブームタイプ!

これ、すごくいいです。
これで青筋たてて、でっかい声出さなくても屋外で声は通ります。
路上でも一人ライブ、ガンガン行けちゃいます。
やったー!


・・・・・


で、全部でいくらかかるんだろ?


・・・・・


オゥ! ノォォォ!!

どうやって資金を捻出しよう・・・?


この前中年小僧宅では、先代がやっていた古い店舗と物置を取り壊したばかりで、経済的な余裕は無い。さらにこの後滅失登記やら費用がかかるらしい。

むぅ。

さんざん調べ上げた結果、滅失登記は自分で出来るらしい・・・

商品名:滅失登記 司法書士に頼らず自分で。


なんとこれで10万円以上の費用が浮きました。

滅失登記について詳しく知りたい方、法務局3番窓口に行って相談してみて下さい。
意外と簡単に出来ます。


と、いうわけで今日全商品が家に揃ったのであります。

2010/06/20

MATSUYAライブ!

お出で下さいました大勢の皆様。

こんなおじさんのライブに足を運んでもらい、本当にありがとうございました。

Thank you
Merci
谢谢
고마워요

2010/06/14

お取り寄せ


日本全国を旅した中年小僧さんはB級グルメにも造詣が深いのである。
だが旨かった記憶はあっても、現地まで行くのは今更大変。

で、たまにお取り寄せをしたりする。

しかし、打率は相当低い。
作り立てをその場で食した味と比べれば、当たり前の話ではあるが。

今回のぴょんぴょん舎の冷麺、味はそこそこだが何かが物足りない。

うーむ・・・

むむぅ・・・

そうか!
これは真夏が旬の食べ物であった。
まだ、そう汗もかかない今の時期では思いも半減。

味を決める要素は多種多様。
旨いか不味いか、かなり運もある。

2010/06/09

かんたんリペア

最近は今月のライブに向け、毎週のように週末は練習という名で酒かっくらって、ぐぅ。
という日が続いている。

ボクの主戦はGUILDでやたら音がでかい。
そして相棒のギターはYAMAHAのフォークタイプで一回りボディが小さくて、どちらかというと指弾きで繊細なソロギターに向くタイプ。

これで合わせるとどうも音が合わない。
そこでボクがリード専門の曲の時はギターを交換する事になった。

このギター、弾いてみると7フレットから上がなんとなく弾きづらいので、弦高を測ってみると約3mm強。

むぅ。

ということでリペアをして差し上げることにした。

まずはナットの部分。
ここは道具がないと溝を削るのは困難なので、底をちょびっとだけ削ってやる。

ビロロロン。

おお、1フレットの押さえが楽んなったぞ。

そして、

今度はサドルを人口象牙のTASQ(タスク)で作り直し。
溝にぴったりとはまるように、そして弦高を確かめながら、ズリズリと約30分紙ヤスリで削っていく。

6弦12フレットの高さが2.3mmぐらいになった所で、すべての弦を合わせて弾いてみると・・・


ふっふっふ。

ふぁっ、ふぁっ、ふぁあああああ!!!


今日からボクを神の手を持ったリペアマンとお呼び!