2010/01/18

ドレミ♪



高萩にある「ウッドスピリッツ」というギターショップへ行ってきた。
ギターの試奏をしに、だ。

いわきには残念ながらこれだけのストックがある楽器屋はない。
以前から気になっていた楽器屋さんだ。
自分の所有するMartin(D-35)は、本当にいい音を出しているのだろうか?
比較対象がこれまでなかったので、ぜひ確認したかったのである。

アコギの陳列スペースを覗くと、試奏用の椅子があったので、早速店主に依頼。
しかし残念ながらMartin D-35は無い。

そこで一本目は、
Martin HD-28V 2009年製
お、おぉ!
すげぇ、これ。
低音はドン、で、高温はキンキン。
いわゆるドンシャリってやつ?
こりゃ、弾いてて気持ちいいわ。

二本目、
Martin D-18V 2006年製
あれ? マホガニー(ギターのボディーに使われる材)の音ってこんなん?
これってローズウッド(MartinのDシリーズは18以外この材)系に近いやん?

不思議な顔をしていると、店主が近付いてきて説明してくれた。
「これは、指盤(左手の部分、細長いとこ)の材が違うんですよ。こんな所でも材が変わると音って変わっちゃうんですね。」

なるほど~~~

三本目、
Guild D-50 1975年製
男のギルド!である。それも今人気が再燃している70年代のギルド。
ある程度の期待を胸に、ポロリロリ~ンと弾いてみた。

え? あれ? これが男のギルドか?
なんか違うぞ。
なんか弱っちいな。
ニューハーフか?

この時期のギルドは固体によって、バラツキが激しいとは聞いていたが・・・
むーーー。楽器選びは難しい。

四本目、
Martin OOO-28 2007年製
いわゆるトレッドノートといわれるフルサイズのギターに比べると一回り小さい000シリーズマーチン。使用者ではエリッククラプトンなんかが有名だね。
指弾きするには最適かもしれないが、フラットピッカーのオイラにはあんまりなじみがない。でもさすがに音の余韻が綺麗だねぇ。シャリーーーーンって感じ?

その他ギブソンも試したかったけど、これ以上は申し訳なくなってきたので、試奏はここまで。弾いてみたかったJ-45が無いようだし。

それぞれみんな音が違うんだねぇ。(当たり前)
「こうやってみるとD-35はおとなしいっていうか、特徴がないなぁ」って言ったら、
「でもマーチンの中では一番バランスが良いですよ」と店主が言ってくれた。

最初は怪訝な顔をしていた店主も、いつの間にか常連客のように話しをしている。
ギター好きなんだなぁ、この人。

おかげで年末のライブショックから、ずいぶん立ち直ってきたよ。
今は毎日ドレミの練習さ!
単純にドレミファソラシドを弾く練習。
はたしてこんなんで上手くなるのかわからないけど。

ドレミ♪ ドレミ♪ ドシラソファミレド♪

一見の客である私のわがままに、快く応じてくれた店主様、ありがとうございました。

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